通販サイトで半袖の白衣を購入する時に覚えておきたい十一のポイント

白衣5

最近では通販サイトで白衣を購入できます。わざわざ店舗に行く必要がない、比較的安く購入できるなどメリットが多い反面、少なからずデメリットがあります。中でも、試着ができないというのが大きく、画像を見ただけで買ってしまうと失敗しやすいです。

そこで、通販サイトで白衣を購入する際に、これだけは覚えておくと良い十一のポイントを紹介します。

⇒白衣の通販で対応が早いのは?

一.袖の長さについて

半袖の白衣を選ぶ際に気をつけておきたいのが袖の長さです。短い方が動きやすいと考える人は少なくありません。しかし、あまりに短いものだと、袖口から下着が見えてしまう可能性があるのです。そこで最低でも肘の上くらいまである半袖の白衣にしておくのが無難でしょう。

もしも業務に支障が出ないなら、肘の先が隠れるくらいの長さがあれば、白衣の中を見られる心配を減らせます。

二.アームホールのサイズ

通販サイトで半袖の白衣を購入する場合に、もっとも気にしておきたい部分がアームホールサイズです。これは肩先から袖付きまでを測った数字を二倍にした数字です。ここがきついと腕を動かしにくくなります。一度自分の肩から脇を通った周囲をメジャーで測ってみましょう。

その数字より、三から五センチほど大きなアームホールサイズのものを選ぶと失敗が少ないです。

三.袖口について

白衣18

アームホールと混同されてしまいがちですが、袖口とは腕を出す部分のことです。袖の丈が長い半袖の白衣であれば、多少広めのものを選んでも問題ありません。しかし、丈が短いなら袖口は狭いタイプにしておきましょう。

動き回っても脇を見られる心配を減らせるからです。サイズについてですが、半袖の白衣の場合は袖口が二の腕に当たるため、該当する箇所を測ってから購入すると良いです。袖口が狭いものなら二の腕の外周よりも一、二センチ広いものにして、ゆったり着たいなら三から五センチを目安にしましょう。

四.肩幅と袖の丈の関係

肩幅とは左右の肩先から肩先までの長さを測ったものです。この部分を無視して買ってしまうと、着こなしが想像しているようにはならないので要注意です。なお、ジャストサイズの白衣を着るなら、袖の丈は少し長めにしておきましょう。

実際に着ると袖口の位置が上になる可能性があるからです。反対に肩幅のサイズが大きめの白衣にする場合は、若干短い袖にすれば良いです。

五.着丈

着丈は首の後ろから真っ直ぐ裾までを測った数字です。半袖の白衣は夏場に着ることを想定しているものがあり、短めに作られていることがあります。そのため、腕を上げた際に、裾からお腹が見えてしまうケースが少なくありません。

ちょうど良い着丈の衣服を持っているなら、それよりも長めの着丈の白衣を購入しましょう。

六.吸汗速乾加工

白衣の素材にも目を向けておきたいのですが、特に半袖の場合は慎重に選びましょう。理想的なのは吸汗速乾加工と表記のある素材の白衣です。勤務をしていると汗をかくことが多く、その際に袖口から汗が流れ出てくることがあるのです。

見た目が良くないのはもちろんですが、衛生的にも避けておきたいものです。素早く吸収して早く乾いてくれるなら、そのような事態を避けられます。

七.透けない生地

少しでも涼しくしたいからと半袖の白衣を着ているのに、透けてしまうのでインナーを何枚も着ないといけないのでは意味がありません。また、職場で白衣の中に着ているティーシャツの柄が見えるのは好ましくないでしょう。

そこで透けない生地のものが良いのですが、通販サイトでは実物を見て確認することができません。そのため、必ず「透けない」、あるいは「インナー不要」といった文字があるのかを確認しましょう。見当たらないなら、透けてしまう生地だと考えて差支えがないです。

八.水に強い

どんなに優れた機能を持った白衣でも、濡れた時に変色が起こるものは避けておきたいです。仕事をしている最中に濡らしてしまうことはよくありますし、汗をかくのは避けられません。その度に変色すると、濡らしたのが周りにバレてしまいます。

特に脇や胸の部分が変色していると不潔に感じるため、できるだけ色が変わらないものが良いでしょう。加えて、誤って薬品がかかった時に体を守れるように、防水加工が施されているものが望ましいです。

九.縫い目

白衣13

半袖の白衣は、袖口が二の腕に当たることがほとんどです。その関係で袖口にある縫い目が気になることが珍しくありません。それ以外にも、肩口、襟元の縫い目に違和感を覚える可能があります。ただ通販サイトの中には、裏の縫い目の画像を出しているところがあるのでしっかり見ておきましょう。

また、「縫い目が当たりません」などといった表記が書かれていることがあるので、そのような白衣を選ぶのがおすすめです。加えて、ほつれると仕事の際に糸が邪魔になることがあるため、縫い目が丈夫なのかどうかも重要です。

十.シワにならない素材と工夫について

白衣は清潔にしておかなければいけないので、一般的な制服に比べると洗濯をする回数が多くなりがちで、その度にアイロンをかけるのは大変です。そのような時にはシワがつきにくい素材の半袖の白衣を購入しておきましょう。

例えば、ポリエステルが良く、化学繊維で作られているため綿や麻よりも反発力が強いのです。そのため、洗濯した時についたシワくらいなら、軽く伸ばしてやれば元の状態に戻ります。ポリエステルの割合が多いほど、シワがつきにくいです。

他にも、脱水をする時間を短くしたり、洗い終わったら軽く生地を引っ張ったりすると良いです。

十一.メーカーの違い

普段から通販サイトで洋服を買っている人が、半袖の白衣を購入すると失敗することがあります。理由はいくつかあるのでしょうが、中でも、SやMといった表記だけで選んでしまう人は気をつけましょう。洋服を作っているところと、白衣の製作メーカーではサイズ表記の仕方が違う場合があるのです。

そのため、洋服はSを買うとちょうど良いのに、白衣では小さかったといったことが起こります。そこで必ず着丈や袖口の大きさをチェックが必要です。ちなみに、同じ白衣の製作メーカーでもセンチメートルやミリメートルなど、単位が違うこともあります。

また、色に関してもメーカーによって微妙に変わります。通販サイトの中にはサンプル生地を取り寄せることが可能なところがあるので、積極的に利用しましょう。それが無理ならまずは通販サイトで、安価な商品を買ってみます。

そして、画像と実物の色がどれだけ違うのかを確認してから、その通販サイトで半袖の白衣を購入するかどうかを検討すると良いでしょう。